本作の原作者であり音楽も監修しているTOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美が、一樹(井ノ原)が組んでいるバンド「Ten 4 The Suns」がLIVEをするライブハウスのオーナー役としてカメオ出演していることが発表となりました!
渡辺は今回の出演オファーを受けた際に、とても嬉しかったが、プロの俳優や俳優を目指している人に役が渡ればいいと思い、一度はオファーを断ったという。結果、演じることになった際には、「監督の期待に応えるように、楽しんで演技をした」とコメントしている。
出演シーンでは一樹(井ノ原快彦)に「あれ、卵焼き美味しそうだね!」とレシピを教えてもらうシーンや、一樹のライブを見に来た周子(映美くらら)と幼少期の虹輝に、笑顔で優しくドリンクを渡すシーンがあり、ダンディーでワイルドながらも、親しみのあるオーナーを好演している。
普段ライブでは緊張しないと言う渡辺だが、「撮影ではとても緊張し、改めて常に大きな緊張感を持って取り組んでいる俳優の方々を尊敬した」と、ふり返っている。しかし、カメラが回ると緊張を見せつけない自然体の演技で、2カットをミス無くこなし、見事に演じ切った。
さらに、役作りのこだわりは衣裳にも現れている。自身のブランドを立ち上げるほど、ファッション好きで知られている渡辺は、今回自前の衣裳で出演。衣裳のポイントについて、ライブハウスの店長で品があるのは如何なものか!?という意図から、敢えて品のない下世話な柄シャツをチョイスし、中身はイイ人、見た目はワルイ人をテーマにしたと明かした。普段から沢山のオーナーの方を見ている渡辺ならではの衣裳のチョイスは、渡辺の演技をより輝かせ、リアルで自然体なオーナーへと導くこととなった。
【コメント】
出演オファーを受けて、正直とても嬉しかったです。ヒッチコックやタランティーノみたいなことかな?なんて、思いましたが、自分は俳優が本職ではないので、出来れば本職の俳優さんを使ってくださいとお願いしました。何故なら、本気で俳優を目指している人や真剣に俳優業に取り組んでいる人達にその役が行けばイイと思ったからです。もし、探してもいないのであれば、喜んで引き受けますと言いました。その結果、誰もいなかったので僕がやる事になったので監督の期待に応えるように、楽しんでやる事にしました。
出演してみて、ライブなどでは緊張しないのですが、やはり緊張しました。撮影終了後あらためて、その仕事を常に緊張の中で取り組んでいる俳優さん達を尊敬しました。洋服は自分で選んだのですが、敢えて品のない下世話な柄シャツにしました。ライブハウスの店長で「品」があるのは如何なもんか!?と
中身はイイ人、見た目はワルイ人がテーマでした。