おべんとう

心においしい、ハッピーベントーテインメント♪めしあがれ。何気ない会話から交わされた、親子の約束。ここから、シングルファザー・一樹の怒涛のおべんとう作りが始まる・・・!

3年間の“おいしいラブレター

映画『461個のおべんとう』

父から息子へ。人気ミュージシャンとして地方ライブに行った際にも、飲み過ぎて朝帰りの日も、1日もさぼることなく作られたおべんとうの数は3年間で461食!そこには、涙と愛情いっぱいの心あたたまるドラマがありました。
――きっと、明日はうまくいく。そんな活力みなぎる栄養満点ムービーが出来上がりました!

映画『461個のおべんとう』
映画『461個のおべんとう』

実話から誕生

原作は、音楽ユニット「TOKYO No.1 SOUL SET」の渡辺俊美著『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』(マガジンハウス刊)。SNSに投稿したおべんとうの写真と自身の体験をまとめた本は、料理本という枠を越え、感動するエッセイとして話題を呼びました。


井ノ原快彦&道枝駿佑、初共演

映画『461個のおべんとう』

ミュージシャンでありながら毎日息子のためにおべんとうを作る主人公・鈴本一樹役は、老若男女問わず幅広い支持を集め、俳優・MCなど豊かな才能を発揮する井ノ原快彦。一樹の息子・虹輝役には、関西ジャニーズJr.で人気沸騰中のユニット「なにわ男子」の道枝駿佑を抜擢。ふたりは初共演ながら、クランクイン前から連絡を取り合い、関係性を密にして撮影に臨みました。
監督は、 『キセキ -あの日のソビト-』(2017)の兼重淳。おべんとうを通して少しずつ変わっていく親子の関係性を丁寧に紡ぎました。また原作者・渡辺俊美が今作の為に書き下ろした音楽にも注目です!

映画『461個のおべんとう』

ストーリー

映画『461個のおべんとう』

長年連れ添っていた妻と別れることを決意した鈴本一樹(井ノ原快彦)。父を選んでくれた息子・虹輝(道枝駿佑)が15歳と多感な時期を迎えていただけに、一樹は虹輝に対する罪悪感に苛まれていた。そんな時、重なるようにして虹輝が高校受験に失敗したという悪い知らせが届く。

映画『461個のおべんとう』

これまで自由に生きてきた一樹は、虹輝に対し“学校だけがすべてではない。自由に好きなように育ってくれたらそれでいい”と思っていた。しかし、虹輝の出した答えは「高校へ行きたい」だった。 そして翌年の春、見事に高校に合格。

ここで一樹はある質問をした。「学校の昼食なんだけど虹輝はどっちがいいの? お金渡して自分で買うのと、父さんが作るお弁当」「父さんのお弁当がいい」

映画『461個のおべんとう』

この瞬間「3年間、毎日お弁当を作る!」「3年間、休まず学校へ行く」という“大切な約束”が生まれたのだった。

慌ただしい毎日の中、お弁当を通して交錯する父と息子の想い。ライブの翌日も、二日酔いの朝も、早出の朝も...、一樹の怒涛のお弁当作りが始まる――。